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配管カバーを使用する場合の工事仕様
配管カバーがズレないように取付けます。
せっかく、配管カバーを取付けても右の様にカバー部分がずれてしまっては意味がありません。配管カバーの下側にエンドキャップを取付けてカバーが簡単にずれないように取付けます。
ジャバラ式の配管カバーは出来るだけ使用をひかえます。
ジャバラ式の配管カバーは自在に動かせるので、工事はやりやすいのですが、耐候性が劣ります。その為、直射日光に当たると5年程度で右の様に劣化していきます。ジャバラ式の配管カバーはほとんどの場合取付時配管にかぶせるタイプなので、後から取り替えることは困難です。その為、ジャバラ式の配管カバーは出来るだけ使用しないように努めます。
配管カバー内でドレンホースもしっかり固定
配管カバーで取付後数年経って、多いトラブルが配管カバー内部でのドレンホースの外れです。ドレンホースはビニールテープでつないでいますが、熱で粘着が弱くなるとわずかな力で外れてしまいます。ドレンが外れると配管カバー内部に水が流れます。取付け方によっては壁面内部にも水が浸入しますので、注意が必要です。そこで、配管カバー内部で配管パイプ、電線と共にビニールテープで止めて、ドレンホースの接続部に力が加わらないようにしております。こうする事によってドレンホースが外れにくくなります。